一度故郷を離れ、東京で就職、結婚した梅農家の長男が、2013年、Uターン就農。 日本一の梅の里より、元気に頑張っている様子をお届けします。

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人生初 梅の剪定 <vol.13>

梅の元肥(もとごえ)作業が終盤に差し掛かった頃、
次の作業である「剪定」について、父から手ほどきを受けました。

ところで、剪定とは・・・。
梅の木はほうっておくと、どんどん枝が伸びてきます。

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この枝を上手に整理して、活力のある枝をつくり、
健全な生育、結実量の確保、樹の長寿命化を図る
ということが剪定の目的になります。

剪定には基本的事項はあるものの、
その方法は多様で、正解というものはありません。
品質の良い梅をたくさんならすことができれば上手、
それが出来なければ下手ということです。

人間に個性があるように、木にも個性があります。
木の個性、枝の役割と特性を考えながら、
木の生長と自分の思い描く姿を一致させる、
剪定とはそんなところだそうです。


まず生育年数の小さい分かりやすい木を前にして
「切ってみろ」と父。
しかし、どの枝をどれくらい切ったらいいのか、分からない。

というのも、どの枝も同じように見え、
手が動きませんでした。

F1000593.jpg

その後、父の解説付きで何とか切っていき、
最後にはスッキリ整理できました。


F1000599re.jpg
人生で初めて剪定した記念すべき一本です。


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そら豆、芽が出ました! <vol.12>

種まきからちょうど2週間が経った日、
家庭菜園に生育状況を見に行きました。

すると、そら豆の芽が出ているではありませんか!
今まで芽が出ていなかったのに、こんなに大きく育っていましたよ。

Imgp2023.jpg


父によると、種が大きいものは芽が出るのは遅いとのこと。
発芽に多くの水分と酸素が必要となるそうです。

数日前の雨でスクスク育っていたんですね!
何はともあれ、芽が出て一安心しました。

元肥(もとごえ) <vol.11>

収穫期の6月には青々と茂っていた梅の葉ですが、
これは冬には全部落ちてしまいます。
そう、梅の木は冬に葉が全部落ちる落葉果樹なんですよ。

現在はまだ葉がついている状態ですが、もうすぐ落葉して、休眠期に入ります。
休眠に入る前に、たくさんの栄養を蓄えてもらうために、肥料を与えます。

今年の収穫のお礼と、翌年の生育を願って、園地に肥料をやっているところです。

Imgp2013.jpg

肥料はできるだけ吸収されやすいように、
木の根が多くある位置にまんべんなく撒いていきます。
木の生育年数や樹勢を見ながら、施す量は加減します。

Imgp2010.jpg

しかし、この撒き加減というのがまたまた難しいんです。
面積あたりの施肥量の目安があるため、園地ごとにおおよそ施す分量は決まってきます。
父は毎年ほぼ同じ分量で撒くことができます。
不慣れな私は、肥料1袋は何本分の木に撒くと先にペース配分を決めて、
体に感覚を覚え込ませているところです。

東京から友人が来ました!(来訪①) <vol.10>

少し前になるのですが、
今年のお盆に、東京で働く友人が農園を訪れてくれました。

彼は、地元和歌山の高校の同級生です。
東京で就職し、旅行会社に勤務しています。
お盆の帰省の際に、当農園まで足を運んでくれました。

なんと、東京からマイカーで帰ってきたとのことでビックリしました。
ウメスケは、彼のカッコいい車に乗せてもらい、上機嫌でした。

当農園では、梅の選別作業を少し見学していただいた後、
倉庫の前でパチリと記念撮影しました。

Cimg7835.jpg
                中央が友人、右が私

遠いところ、ありがとう。また来てね!

芽が出ました! <vol.9>

種まきから5日目、10日目の家庭菜園の様子をお届けします。

ダイコン、カブ、ホウレンソウは順調に発芽しました。
しかし、そら豆はなぜかまだ芽が出ていません。もう少し見守ろうと思います。

ダイコン
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            5日目            →           10日目

カブ
Imgp1981.jpg IMGP1988.jpg
            5日目            →           10日目

ホウレンソウ
Imgp1982.jpg IMGP1990.jpg
            5日目            →           10日目

カリフラワー(手前)、ブロッコリー(中間)、チンゲンサイ(奥)
IMGP1992.jpg
            10日目


5日目ではまだ弱々しい感じがした新芽も、
10日目にもなると大地に根を下ろし、しっかりと立っている感じがします。

太陽と大地の恵みを受け、野菜たちはスクスクと育っています。
子どもの成長が日々楽しみであるのと同様に、野菜の生長がとても楽しみです。

梅の干し加減 <vol.8>

秋になり、過ごしやすい季節になりました。
9、10月は気候も良く、梅の天日干しにとっても最高のシーズンです。
夏ほど日差しが強すぎず、ほどよく色づいた良い梅干しが出来上がります!

しかし、この干し加減というのが非常に難しく、
何十年とこの仕事をしている父と母でも、
「もうええやろか?」「まだ少し柔らかい気がする」「ほな、もう少し干そう」
などのやりとりを毎回しています。
干し具合は色、柔らかさ、シワなどをチェックするのですが、
長年の経験と勘によるところが大きいのです。

天日干しとは簡単に言えば、
漬込み時にたくさんの水分を含んだ梅を太陽光を当てることにより、
ほどよい水分量になるまで蒸発させ、
いい色具合になるまで日焼けさせるようなもの。

しかし、これが天候(晴天、曇天、雨天)だけに左右されるのではなく、
その日の気温、湿度、風などの条件によっても異なってくるのです。
さらに、ビニルハウス内のどの位置でザラを干すか(センター寄りorサイド寄り)、
同じ1枚のザラでも様々な形の梅があるため乾くスピードはまちまちです。
水分率は、ブリックス糖度計というものでおおよそ測定できるのですが、
あくまでも目安。
梅の乾燥状態がまちまちであるため、最終的には人間の目で判断しています。

干し過ぎるとパリパリの硬い梅干し、干しが甘いと柔らかい梅干しとなります。
干し加減が品質を左右するのです。
他の物事と同様、仕上げの段階は一番手間隙がかかり、一番大事な工程になります。
紀州南高梅の特徴である皮が薄く、ふくよかな果肉を持った梅干しに仕上げることが、
いかに難しいことか、身をもって感じているところです。

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太陽光が満遍なく当たるように、ザラに適当な間隔をあけて並べた状態

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梅の1粒1粒は、色、形、シワの具合も様々。まさにオンリーワンです!

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果肉は柔らかいものの、適度に引き締まっているため厚みのある梅干し。
表面の白い粒は、塩の結晶。乾燥後に再結晶したもの(もちろん無害)。


競馬(きそいうま) 本番 <vol.7>

ここ須賀神社では、秋祭りをいよいよ明日に控えたその前日(10月8日)に
「競馬(正式名:奉納競馬神事)」というものが開催されます。
地元の地区から馬が出され、その速さを競わすのです。

10月4日の馬揃え(リハーサル)では馬が一頭ずつ走っていたのですが、
本番では二頭が一緒に走ります。
迫力は満点!まさに、疾風です。
駆け抜けた後には、土ぼこりだけが舞っていました。

須賀神社の秋祭りには、地元の小中学校は
午前中に授業を切り上げ、午後は休みになります。
しかし、この競馬のときはさすがに休みにならないので、
このような行事があるのを今まで知りませんでした。

小さい頃、親に連れてきてもらったことはあるそうですが、
残念ながら覚えていません…。
今回改めて見てみると、本当に面白い!ワクワクしてしまいました。

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家庭菜園 ~2013年 秋編~ <vol.6>

「畑に野菜を植えよら(植えようかという意味)」。
父のこの言葉により、連日の梅干し作業の合間を縫って、本日は野菜植えをすることに。

3月の家庭菜園第1弾に引き続き、今回は第2弾になります。楽しみ。
というわけで、早速ホームセンターに行き、苗と種を購入。ざっとこれで千円。

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その足で畑に行き、作業開始。
まず、石灰と肥料をまき、鍬で土を耕し、畝を3つ作りました。石灰は土壌に肥料成分を吸収しやすくし、植物の栄養成長を手助けしてくれます。

畝1つに、2列ずつ種と苗を植えていきます。その後、ちょっとした灌水設備を付けて、はい出来上がり!畑の一角が、家庭菜園に様変わり!これで、ざっと2、3時間。いい息抜きと運動になりました。

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梅の返し <vol.5>

タンクから出された梅は、ビニルハウス内で3日程度、天日干しをします。
梅の返し(かえし)とは、天日干し2日目に、梅を反転させる作業のことです。
この作業は、梅の表面だけでなく、裏面にも太陽光が当たるようにして、
粒全体が均一に干し上がるようするために行います。

作業は1粒1粒手で裏返すのではなく、
梅を干しているザラ(60cm×60cm)ごと反転させます。

もう一枚別のザラを用意し、上側からかぶせます。
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ザラを2枚持って、下から上に持ち上げて自分のほうに
クルッと回転させます。(お好み焼きを裏返すときの回転の方向と同じ)
ザラは、梅を含めて1枚5kg前後。そんなに重たくありません。
うまく返せると、パチンッ、パチンッとザラ同士が当たる音がします。

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位置のズレや反転しなかった梅が少なからずあるので、
その後、指で梅をコロコロ転がして、位置の微調整を行います(通称:コロ)。
私の返しはご覧のとおり、バラツキがありまだまだです。
今シーズン中に習得できるように毎日少しずつ頑張っているところです。
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ここまでの作業をすることで、天日干し3日目以降を迎える準備ができました。
しかし、均一に干しあがった梅干しを作るというのは実は難しく、
他にも様々な要素が絡んできます。
難しいのは、ここからです。
それは、またの原稿で書きます。

梅出し <vol.4>

梅出し(うめだし)とは、
白干梅を天日干しするために、タンクから梅を出す作業のことです。

Imgp1888.jpg


写真は、タンク内に漬け込んだ梅をザラで適量すくい上げ、
その後、注水槽で水洗いしているところです。
水中でザブザブと2~3回ゆすって、梅が適当な間隔をあけて並ぶように整えます。
太陽光がどの梅にも、良く当たるようにするためです。

この一連の作業の中で注意を払うことは、
梅の皮を破らないようにすることです。

南高梅は、皮がとても薄い梅です。
その梅が、タンク内で梅酢に浸かっているので
水分を多く含み、皮がとても切れやすい状態になっています。
水の中以外で不用意に触ると皮が切れますし、
大きな梅だと何もしなくても自重で皮が切れてしまうことさえあります。

そのため、タンクから梅をすくい上げるときは、
まず梅酢の表面に梅を浮かびあがらせたあと、
ザラでそうっとすくい上げます。
水槽内で位置を整えるときも細心の注意を払います。
梅出し作業後は、フォークリフトでビニルハウスまで運ぶのですが、
振動をなるべく与えないように、
ゆっくりとした速度で運ぶようにしています。

このように全ての工程において、
常に梅のことを第一に考えながら作業をしています。
水本農園HPへのリンク
プロフィール

たろう

Author:たろう
梅農家の長男として産まれるも、高校卒業後、地元を離れ、東京で就職、結婚。

子供の頃から身近にあった農業と
一旦距離を置くが、
離れてみてわかったその魅力。

昨年(2013年)、Uターン就農
(現在30代半ば)。

梅農家の後継者として、
日々、梅と格闘中!!

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